第89回定例会
「臍帯血治療の安全性」

(1) 臍帯血幹細胞の安全性と方向性2011(臍帯血幹細胞とiPS細胞の比較)
小畠俊雄(株式会社SK再生医療研究所)

要約:白血病の治療法としての臍帯血は、多くの方がご存じかと思いますが、臍帯血は再生医療の分野で大きな注目を浴びております。
先日、臍帯血の中に「HOZOT(ホゾティ)」と呼ばれる、がんを攻撃する細胞が発見され、学会に発表されました。その臍帯血の安全性と今後の方向性をわかりやすくご説明いたします。

(2) 臍帯血治療の決断と治療進展
伊東彰仁(イトウペットクリニック)
要約:初期の糖尿病に、さい帯血幹細胞を投与して6カ月。その経過と顛末を、自身の体験からお伝えします。

第88回定例会 2010年Reports

(1) 改ざん防止ラベルとセキュリティラベルの履歴管理
-沖田巧紀(日本アイ・ティ産業株式会社)-

要約:粗悪な模倣品等の対策として真正品であることを証明するための認証ラベルとしてのセキュリティラベルが開発されている。但しこれらには、いつ、誰が、誰に渡し、どこで使用されているかの履歴が一目でわかるように一体化されていない。そのため弊社では、一体化して重要物品等の履歴管理が明確に出来る台帳を作成した。

(2) 特別講演「NDM-1産生大腸菌検出顛末記」
-奥住捷子(獨協医科大学病院・感染防止対策課)-

要約:海外で広がっているほとんどの抗生薬が効かない新型の多剤耐性菌が日本でも見つかっている。NDM1という酵素が原因。NDMとはインドの首都ニューデリーで見つかったM(メタロβラクタマーゼ)という酵素の頭文字だ。国内で初めてのNDM1が獨協医科大学病院において検出された。この多剤耐性菌(大腸菌)検出の顛末について報告する。

(3) CFRP成形装置(オートクレーブ)の製作と義足・装具の試作
-臼井秀和(テクノモータエンジニアリング株式会社)-

要約:CFRPとはcarbon fiber reinforced plastics の略で、炭素繊維強化プラスチックを意味している。オートクレープとは内部を高圧力にすることが可能な耐圧性の装置。
ここでは炭素繊維の成形に使われる装置をいう。炭素繊維は単位重量当たりの強度、弾性率で鉄をしのぐ材料である。軽量であるため義足や装具の部品としても利用されてしかるべきであると考えている。

(4) 将来のエネルギー確保・超々臨界圧発電プラント材料の開発
- 朝倉健太郎(東京大学)-

要約:火力発電プラントの効率を高めるためには、蒸気温度を高温・高圧にすればよいことはわかっているが、材料がその条件に追いついていけない。また化石燃料である石油は40年後には枯渇する。一方、石炭は200~300年の埋蔵量がある。石炭焚き火力発電プラントの開発をめざした材料開発について紹介する。

第86回公開定例会
「福祉介護の現状」

(1) 精神障害者カウンセリング
若林ふみ子(生活臨床心理カウンセリングセンター代表)

(2) 手話とは? その史的流れと現状
倉方厚子(世田谷区聴覚障害者連盟会長)

(3) 高齢者向け通報システム
正木明(エー・エム・インターナショナル)

第85回公開定例会
「東洋医学とアンチエージング」

(1) 中国伝統医学における「治未病」と「延年益寿」
馮 起国(順天堂大学)

(2) 鍼灸を身近に
多勢 裕子(多勢治療院)

(3) アンチエージングと漢方薬
袁 世華(杏林中医薬情報研究所)

(4) メタボリック症候群とアンチエージング
周東 寛(医療法人健身会 南越谷健身会クリニック 院長)