第139回公開定例会「動物との相互感染症と耐性菌」
動物との相互感染症と耐性菌
昨年に経口インフルエンザ薬として「ゾフルーザ」が発売され、話題になりました。タミフルは1日2回、5日間を服用するのに対して、1回の服用でよいのですから・・・。体内には自己を守る免疫機構が備わっており、感染によりこの機構が破壊され、病原体の毒力が免疫力を上回ることにより、重篤な症状を発症します。
ゾフルーザは体内に薬の効きにくい耐性ウイルスが出来やすく、服用していない子ども3人からも検出されたことから大きな問題になっています。また家庭内で家族に癒しを与えているペットも油断していると、散歩や旅行などによる環境の変化から病原体が侵入、感染を起こします。
今回は動物との相互感染症と耐性菌と、新薬である「ゾフルーザ」の効果と副作用と、薬剤耐性菌についてお話をうかがい、正しい薬の使い方と病気に対する正しい知識を
身に付けたいと思います。友人・知人をお誘いくださり、ご参加ください。
・日時: 2019年6月15日(土) 13時15分~17時00分
・場所: 株式会社セゾンパーソナルプラス研修室
〒170-0013 豊島区東池袋1-33-8 NBF池袋タワー5F
※池袋駅(西武口)から徒歩約5分
会場アクセス
・会費:会員500円、学生300円、非会員1,000円
- 13:15~14:15 動物病院診療レポートから―イヌの口から虫が出た 他」
伊東彰仁先生(イトウペットクリニック ) - 14:15~14:25 質疑応答
- 14:25~15:25 「夏休みに気をつけたい共通感染症」
羽原弦史 先生(東京獣医科医院) - 15:25~15:35 質疑応答
- 15:35~15:45 休憩
- 15:45~16:45 「新インフルエンザ薬ゾフルーザの耐性ウイルスとインフルエンザの話 」奥住捷子 先生 (獨協医科大学病院)
- 16:45~16:55 質疑応答
- 17:00 閉会
- 17:30~ 講師を囲む会(懇親会・別会場)希望者のみ